♪ふぅのひとりごとと、日常の会話の中でウケた話をネタとして記録しています。ネタ、ウケたら拍手をお願いします。
サイクリングをして、この感動を俳句や川柳で表現できないかなあ、と思うことがよくありました。
先日、和田峠~陣馬山にアベイルで出かけた日、走りながら、思いが言葉になって浮かんで来ました。 それらは、サイクリングレポート「2015/3/27(金)万歳!富士山!~和田峠~陣馬山頂~ほぼジャスト100km」に「ここで一句」と書いた通りです。 勤務先の老人ホームの入居者に、俳句を趣味にしている方がいらっしゃいます。 そうだ、こんなにそばに俳句の先生が居るじゃないか。添削してもらおう。 ということで、見てもらいました。 俳句の文字数(五七五)だけでは表現できず、短歌(五七五七七)になってしまいましたが。 その方(以下K様)は、短歌はよくわからないから、俳句だったら、私ならこう作る、ていうのを書いてみるわ、と言ってくださいました。 ふぅ作「桜花 つぼみ膨らみ 待つ春を 胸も膨らむ 木漏れ日の中」 K様は、短歌はよくわからないけど、俳句だと、季語が三つも入ってるのよね、と言われたので、 「桜花 つぼみ膨らみ 胸も膨らむ」に。「胸も膨らむ」は違う意味にも取れるのでどうかなあ、とは思いましたが、「つぼみ膨らみ」の膨らみに掛けて、あえて使いたいと思いました。 やはり、そこを指摘されました。 K様作「桜花 つぼみ膨らみ 胸躍らする」 これを、ブログに掲載しました。 ふぅ作「久しぶりの 重きペダルに この先も 思いやられる 自転車の旅」 K様作「春風や ペダル重たき 自転車の旅」 ふぅ作「陣馬山 頂きの白馬に 会いたいと はやる思いは 恋心に似て」 K様は、「恋心に似て」ていう表現を残したいの、と。 K様作「雪の白馬 恋心にも似て 眺む」 ふぅ作「数度来て 初のお目見え 富士の山 後ろ髪引く 陣馬山かな」 K様作「雪の富士 また見たきかな 陣馬山」 この歌は、帰らなければならないけど、富士山をもっと見ていたい、後ろ髪を引かれる思いだと言うことを表現したかったと説明しました。 K様は、また考えてくださいました。 K様作「花の下 後ろ髪引き 別れけり」 K様作「後ろ髪 引くかに崩れ 花筏」 日本語、て、こんな楽しみ方ができて素晴らしいと、つくづく思いました。 後日、リコーダーを吹くと、K様にお会いした時、「これ、お礼に。」と言って一片の紙を手渡されました。 それには、こう書かれていました。 「リコーダーの 調べに乗りて 落花舞う」 俳句では、花とは桜のことを言うそうです。 では、桜花というのは、二重ですか?と聞くと、それはいいのだそうです。 スポンサーサイト
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